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解説委員室ブログ:NHKブログ | スタジオパークからこんにちは「どうなる世界のマグロ資源」 (みんなのコメント × 1 )
Q2:漁獲量が減ると大変ですね A2:ただ、この海域の資源は相当悪化している。というのもこの地域では、2年前にすでに漁獲量の削減を決めていたのだが、それ以後も各国は約束を守らず、決められたほぼ2倍近くが違法に漁獲されている。また、卵を産む親魚が30年前に比べて半分以下に減っていると警告している。 Q3:マグロは食べたいけれども、いなくなっては元も子もない。 A3:このため委員会では、この地域の資源を守るために、漁獲枠を35%ではなく現在の半分にして、禁漁期間を拡大し、船などを削減することを要求していた。ところが、ヨーロッパ諸国が強硬に反対して、結局双方が歩み寄って先ほどの削減案に合意したというわけ。 Q4:日本への影響はどう? A4:ここでとれるクロマグロは多くが日本に輸出されていますから、影響は少なくない。これは、冷凍クロマグロの値動きを示したものです。最近は日本だけでなく世界でマグロを食べるようになってきましたから、人気を反映して価格は上昇し、現在はキロあたり4000円近くと、5年前の1.5倍になっている。今後どうなるかと言うことだが、いまのところは、世界的な景気の悪化と、在庫が国内にほぼ半年分ほどあるため、価格は比較的落ちつている。 ただ、世界的に水産物に対する需要は伸びているし、規制は厳しくなる一方なので長期的には値上がりは避けられないと市場関係者はみている。 Q5:他のマグロはどうなのですか? A5:クロマグロはマグロ全体からみても3%の量しか獲れない高級魚。数的に多いのは、メバチマグロやキハダマグロなどの熱帯地方に住むマグロ。 そうしたマグロの値動きだが、漁獲量もたくさんとれますから価格はクロマグロの4分の一と安めで、比較的落ち着いてはいる。ただ今後景気が悪くなることを考えると、価格の高いクロマグロは敬遠されて、価格の安いメバチマグロやキハダマグロに人気が集中すると市場では予想している。 ただ問題はこうしたマグロの資源状況も悪くなっていること。
(最終更新者:さいとう)
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